文系大学生のプログラミング勉強日誌

経済学部2回生の自分が勉強した内容を投稿するものです。

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』のレビュー

こんにちは。おっけんです。

 

今日は、最近読んだ堀江貴文氏の

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

を紹介します。

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この作品は、堀江氏が出所して初めて書いた本でメインのテーマは「働く」ということです。それでは、私が読んで気に入った内容を紹介していきます。

まず彼は0章でタイトルにもかかわる結論を述べています。

ゼロに何をかけてもゼロで最初は必ず足し算、つまり小さなイチを足していくことが必要で本当の成功はそこからはじまる。

失敗して失うものは知れており(ゼロになるだけ)、恐れるべきは失うことを恐れて一歩も踏み出せなくなること。

働くといいうことは、自分を変え、周囲を動かし自由を手に入れるための手段。

この言葉を踏まえて以下見ていきましょう。

 

 

1章では彼の幼少期から大学受験までが書かれています。

単なる歯を食いしばった努力ではなく、「ハマる」、つまり没頭することで成果が得られる

彼はこの例として単語帳を例文から一言一句丸暗記していった経験を語っています。ここで丸暗記の是非は問いませんが、確かに理屈抜きでハマったものの習得スピードはすさまじく速いです。実際勉強の内容は全然暗記できないけど、趣味など好きなことはすぐ覚えられるという人はよくいますね。つまり、暗記が苦手な分野の暗記をするためには、はまれる要素を見つける、あるいは自分で付与すればよいということです。

2章では大学生活スタートから起業に至るまでが書かれています。

キョドってしまうのは「経験」問題である。経験は、経過した時間ではなく、自らが踏み出した歩数によってカウントされる。

ビジネスに置き換えれば、転職、企業に踏み切れない人は仕事にキョドっているのであり、それを克服するためには経験が必要であり、それは小さな成功体験を積むことが大事なのだ、ということです。そして小さな成功体験を積むためには、「ノリのよさ」が必要だと述べています。つまり、どんな小さなチャンスでも、ノリがよくなければ掴むことはできないということでしょう。

3章では、お金を「稼ぐ」ということについて書かれています。

お金のために働いているではない。仕事は多くの時間を投じるもの。我慢の時間にするのは間違い

多くのビジネスマンは、労働をお金に換えているのではなく、そこに費やす時間をお金に換えていると彼は述べています。これには私も同意見で、だから特に忙しくもないのにサービス残業をし、やる気をアピールし給料をもらっている人が多いのです。そこで、もらうという意識ではなく、稼ぐという意識に換える必要があります。そして時間以外に自分は何を提供できるのかを考える必要があります。

やりがいとは、見つけるものではなく、作るもの。

どんな仕事にもやりがいはあると彼は述べています。その例として彼が懲役刑を受けていたときに行っていた単純作業を挙げています。単純作業が与えられる中でどうすれば効率よくできるかを創意工夫することで、やりがいを見つけていたそうです。つまり、仮説→実践→試行錯誤という能動的プロセスによって与えられた仕事は作り出す仕事に変わるのです。

仕事を好きになる方法は没頭すること。仕事が嫌いな人は経験不足。

つまり、仕事に没頭した経験がないから好きになっていないだけという話だということです。仕事や勉強には、ハマる要素は用意されていません。ではどうすれば没頭できるのか?自分でルールを作ればよいのです。

やりたいことがないは嘘。できっこないとあきらめているだけ。

この言葉は今に自分に刺さりました。今私は将来何がしたいかわからず模索している段階です。この言葉を聞いて今までの自分を振り返ってみると「○○楽しそうだな。でも自分には向いてないかな。」という風に無意識に自分にはできないと思ってしまうことがよくありました。この言葉を知ることができただけでもこの本を読んだ価値があります。できない理由を考えるのではなく、できる理由を考えることが大事なのですね。企業に踏み切れない人の場合は、企業により失うものではなく、得られるものを考えるということです。

4章では自立の先にあるつながり、5章では働く本当の理由について書かれています。

働くことは自由へのパスポート。責任が発生しないうちは自由は得られない。

子供のころに戻りたいという人はたまにいます。そういう人はきまって子供は自由だから、何も考えず好きなことばっかりできるからと言います。しかし、それは本当に自由なのでしょうか。子供はいつも親の都合に巻き込まれ、常に親の同意を必要とします。彼は、自由と責任はセットであり、責任を負うことで自由を手に入れられると考えます。

いかかでしたか。わたしはもともと彼のことを傲慢な経営者で、何か悪いことをして捕まった、という誤解をしていました。しかし、この本を読むことで、故意の罪ではなかったことがわかり、彼のこれまでの人生、信条を知ることができました。私にとってなるほどと思えることがいくつかあり、とても参考になった本でした。時間があれば、堀江氏の別の本も読んでみようと思います。この本は、仕事に対して不満のある社会人、将来の道に悩む学生などはばひろいひとにおすすめできるので、皆さんぜひ読んでみてください。